小顔矯正講師の鈴木正道です。
今回の記事では、
『リンパの流れが悪くなる原因と解消法』
というテーマについて解説していきます。
「リンパの流れが悪いとむくむ」
「リンパの流れが悪いと身体に悪い」
など、リンパの流れが悪いことを問題視する声は多いです。
この問題を解決する為には
「何故、リンパの流れは悪くなってしまうのか??」
という視点を持って考察することが非常に重要になります。
リンパの流れが悪くなってしまう原因をしっかりと理解しておくことで、
リンパの循環不全によって悩まされているお客様を救うことができます。
逆に、この部分が理解できていないと、
ただ無思考にリンパマッサージを機械的に行うだけになってしまいます。
これでは、悩みの根本改善は難しいです。
しっかりと根本原因を突き止められるセラピストを目指して頂ければと思います(^^)!

【大前提として「リンパは流れにくい」】
まずは大前提です。
実は、健康な人でもリンパは流れにくいのです。
ここでは血液とリンパ液を例に解説していきましょう。
共に身体をくまなく循環する重要な体液ですが、その流れる速さには明確な違いがあります。
血液は全身を40秒という時間で循環することができます。
対して、リンパ液は全身を8~12時間かけて循環します。
その流れの速さこそ、リンパの流れが悪くなりやすい原因と密接に関わっています。
血液には心臓という強力なポンプ機能を有しています。
心臓が拍動する力によって、血液を押し流すことができるわけです。
しかし、リンパ液には心臓のようなポンプ機能の役割を担う器官が備わっていません。
だからこそ、リンパ液が循環するのには時間がかかるわけですね。

【リンパ液の循環が悪くなる原因①「動かないこと」】
よく、デスクワーク中心の仕事をしているOLさんが夕方になると足がむくんでしまうと思います。
あれは、足の筋肉を動かさないことによって、リンパの流れが悪くなってしまう事によって生じるむくみです。
というのも、心臓のような強力なポンプ機能を持たないリンパ液を循環させるための、
最大のシステムは「筋肉の収縮」です。
筋肉が収縮・弛緩を繰り返すことによって、その運動がある種のポンプの役割を担ってくれます。
もちろん、心臓ほどパワーがあるわけではないので、リンパの流れは血液に比べてゆっくりになるわけです。
ただ、リンパを循環させる数少ないポンプ機能の1つなので、
この筋肉の収縮が運動不足によって十分に行われないと、あっという間にむくみが完成してしまうというわけですね。
だからこそ、小まめに体を動かしてリンパを流してあげる必要があるのです。
仕事の合間に少しだけ歩く、踵上げの運動を30回行う。
この程度の運動量で十分です。
理想は1時間に1回ですが、いちいちカウントするのも面倒な話だと思います。
そこまで神経質にならないで良いので、
「いつもよりもちょっとだけ身体を動かすようにするか!」
くらいのノリで意識してみて下さい。
そして患者様にもそのように伝えてあげて下さい。
完璧主義するぎると長続きしませんからね(^^;)
【リンパ液の循環が悪くなる原因②「リンパ節の圧迫」】

リンパ節とはリンパ管に存在するフィルターの役割をしてくれる器官です。
リンパ液は身体の老廃物や病原体を流してくれる排水の役割を持っています。
その汚れたリンパ液を濾過するのがリンパ節です。
このリンパ節は全身に800カ所程存在するのですが、
ここが他の組織から圧迫を受けてしまうことがあります。
そうなると、リンパ液の流れがせき止められてしまうことに繋がるので、むくみを招く原因になります。
リンパ節を圧迫してしまう組織は多岐にわたります。
骨格のズレ、筋肉の緊張、脂肪組織からくる肥満などなど。
そして、リンパ節は鼠径部や膝の裏、腹部、腋窩、鎖骨、耳下に多く存在しています。
これらの部位の周囲に存在する組織に異常がある場合は、
その組織がリンパ節を圧迫してしまいます。
具体例を挙げるならば、膝窩部(膝の裏)のリンパ節であれば膝窩筋のや腓腹筋、ハムストリングスのコンディションを整えるのはマストです。
これらの筋肉に硬結が生じていると、膝から下のリンパの循環が悪くなり、下腿のむくみにつながってしまいます。
是非、リンパの流れが悪くなるメカニズムを理解して患者様に還元してあげましょう(^^)
鈴木正道
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