巻き肩

【美容テクニック】巻き肩アプローチの重要性やデメリット

小顔矯正講師の鈴木正道です。


今回の記事では、

『巻き肩でいることのデメリットとは?』

というテーマでお伝えしていきます。


【巻き肩について】

女性には比較的多い、身体的特徴ではないでしょうか?

左右の肩が前方に向かって巻き込んでしまっている状態を指す言葉です。

現代人はデスクワークやスマートフォンの普及により、
肩が前方+内側に固定されやすいライフスタイルであると言えます。

この巻き肩ですが、放置しておくことで様々なデメリットが生じます。

健康上の問題から、美容に関する見た目上の問題まで幅広く影響を及ぼします。

逆に言えば、巻き肩をしっかりと修正できるようになると
それだけで一気に治せる患者様が増えるということを意味します(^^)

今回の記事では、巻き肩がどのように身体に影響を及ぼすのか確認していきましょう。

巻き肩治療が適応になる患者様を把握する上でも役に立つと思います。

【肩こり・腰痛の原因になる】

まず、代表的なデメリットがこの肩こり・腰痛です。

巻き肩になるということは、肩関節の前内側面に存在する筋肉が短縮を起こすことを意味します。

更に、肩関節の後方内側の筋肉に着目すると持続的に伸長されるわけです。

つまり、肩の前と後ろで筋肉の長さにアンバランスが生じます。

筋肉はそれぞれ、適切に働ける長さが決まっています。


その長さを「生理学的静止長」(せいりがくてきせいしちょう)
と呼びます。


この長さから逸脱してしまうと、筋肉は適切な力を発揮できずに負担を強いられます。

結果として、慢性的な緊張状態に陥って、肩こりを発症というわけです。


また、肩回りの筋肉と腰背部の筋肉は筋膜や、筋肉同士の連結によって
強固な相関関係にあります。

つまり、肩の筋肉への負担は腰の筋肉の負担へと波及するということです。

巻き肩を修正するだけで、肩こりが楽になる人は非常に多いですよ。



【顔のむくみや頬の垂れ下がりに繋がる】

小顔矯正を施術で行っている先生は、巻き肩を見落としてしまうと非常に勿体ないです。

巻き肩を修正すると、小顔矯正の施術効果が非常に高まります。

効果の持続にも影響します。


何故かというと、巻き肩だと鎖骨周囲のリンパの循環が阻害されるからです。

鎖骨周囲には主要なリンパ節やリンパ管が豊富に存在します。


しかし、巻き肩だと鎖骨の位置もずれてしまい、周囲の筋肉も緊張してしまします。


つまり、鎖骨のズレや筋肉の過剰収縮によって鎖骨周囲が局所的な循環不全に陥ってしまいます。


そうなると、リンパが顔から下に流れなくなってしまうんですよね。

リンパ液が流れるトンネルであるリンパ管が、歪んでいるイメージです。


すると、顔に老廃物を大量に含んだリンパ液が停滞してしまうことになります。

顔がむくんで多きく見えてしまいますね。


また、巻き肩だと肩甲骨が外転しますので、頸部は前方突出をおこします。

簡単に言うと、「首が前に出る」ということですね。


そうすると、頸部の筋肉は頭部を空間保持する為に過剰な負担を強いられます。

これは首コリの原因にもなりますし、頸部の筋肉の緊張は顔面筋の疲労にも波及します。

頬の筋肉をリフトアップしようにも、頸部からの影響によって筋肉がガチガチになっていたらどうなるでしょうか?

十分なリフトアップ効果を出すのは、難しくなってしまうと思います。


上記のように、巻き肩を修正してから小顔矯正やリンパマッサージに移行することで、

より効率的かつ効果的に施術効果を得られるようになります。

顔だけに注目していても、本当の小顔効果は得られないということですね。



【バストダウンの原因にもなる】

巻き肩でいることは、バストダウンの原因にもなります。

巻き肩になると、脊柱は屈曲方向に誘導されます。


いわゆる「猫背」になるということですね。

猫背姿勢だと、バストは下方を向く形になると思います。


それに対して、姿勢を正した時は前方に向く筈です。

前者のように猫背によってバストが下方を向いてしまうと、


バストは重力の影響を受けやすくなってしまいます。

つまり、重力によって下方に引っ張られてしまうということです。

バストは大部分が脂肪組織で形成されている為、自分の意志で重力に抗することが出来ません。

重力の影響をもろに受けてしまいます。


「バストアップ整体」と銘打っている整体院も、施術内容は姿勢矯正メニューだったりすることは非常に多いです。

それほどに巻き肩とバストダウンの関係は深いのです。

今後は巻き肩を修正する為のポイントもご紹介していきますので、
そちらも是非、ご覧になって頂ければと思います(^^)

鈴木正道

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