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【小顔矯正】一重まぶた、奥二重まぶた、二重まぶたの解剖学的な違いとは?

小顔矯正講師の鈴木正道です。

今回は、『一重、奥二重、二重まぶたの違いとは?』

というテーマでお伝えしていきます。

後半では奥二重を二重にする為の話もしているので、最後までお読み頂けると幸いです。


「目を二重にしたい」という人は小顔矯正を受ける

お客様の中でもトップクラスに多いニーズです。

目が二重か一重かで相手に与える印象は大きく違いますからね。

有名な女優さんやアイドルに二重の方が多いことも

二重のニーズを高めている要因の1つかと思います。

さて、さっそく本題に移ろうと思いますが

その前に“奥二重まぶた”の定義を共有しておこうと思います。



今回、奥二重として定義するのは

「まぶたを指で軽く押し上げるor目を大きく見開けば二重になる場合」

とさせて頂きます。

それでは、解説していきます。


【そもそも、一重まぶたと二重まぶたの違いとは?】

一重、奥二重、二重には解剖学的にどのような違いがあるのかを確認していきましょう。

まずは、一重まぶたと二重まぶたの違いからです。



この2つの違いは、

上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)と呼ばれる筋肉の形状の違いです。



「筋肉の形状の違い」

どういうことかと言いますと、

眼瞼挙筋は通常、起始を蝶形骨に持ち、停止を上瞼板に持ちます。

上瞼板とは、瞼の縁に沿って端から端まで横たわっている固い軟骨のような組織です。



上瞼板にはマイボーム腺という器官が備わっており、脂分を分泌しています。


瞬きをする度に、この脂分が涙と一緒に眼球の表面に行き渡って、乾燥から守ります。


眼球のワイパー兼ワックス掛けをするのが上瞼板の役割ですね。

この上瞼板を瞬きの動きで上下させるのが上眼瞼挙筋の作用です。



そして、二重の人は上眼瞼挙筋の停止部を上瞼板の他にまぶたの皮膚にも停止を持っています。

すると、上眼瞼挙筋が収縮したタイミングでまぶたの皮膚が牽引され、

結果的に二重のラインが作られるというわけです。




まとめると、上眼瞼挙筋が上瞼板のみに付着している人は一重まぶた。

上眼瞼挙筋が上瞼板とまぶたの皮膚の2カ所に付着している人は、二重まぶた。

という違いが生まれます。

筋肉の形状は生まれ持ったものなので、

「一重か二重かは遺伝によって決定される」

という定説をさらに詳しくすると

「上眼瞼挙筋の停止部が1カ所(二重まぶた)か上眼瞼挙筋の停止部が2カ所(一重まぶた)かは、遺伝によって決定される。」

となります。

まぶたを作る皮膚の違いのように誤解されることが多いですが、

まぶたを持ち上げる筋肉の形状の違いが一重か二重かを決定付けているのです。



【では、奥二重まぶたとはどのような状態なのか?】

前項の上眼瞼挙筋の形状についての話に当てはめて、奥二重まぶたについて解説します。

奥二重の場合は、上眼瞼挙筋の停止は2つに分かれています。

つまり、二重になる為の素質を十分に備えているということになりますね。


それでは、なぜ二重ではなく奥二重になってしまうのか?

それはまぶたの“たるみ”が原因です。



まぶたの“たるみ”を作る筋肉の代表例は、眼輪筋と皺眉筋です。

眼輪筋は以前の記事でもお伝えしたように、目の周囲を取り囲むように走行する筋肉ですね。

目を閉じる作用があります。

この筋肉をほぐすだけでも目がかなり開けやすくなるので、是非アプローチして頂けたらと思います。

そして、皺眉筋(すうびきん)

こちらは、今まであまり触れてこなかった筋肉かと思います。


起始は前頭骨( 眼窩口の内側縁)

停止は眉部中央から内側部の皮膚

作用は眉間に縦皺を作ることです。



この筋肉が凝り固まってくると、まぶたが上に持ち上がりにくくなってしまいます。

そうすると、上眼瞼挙筋の作用でまぶたの皮膚を引き上げても、

十分に引き上げることができずに奥二重となってしまいます。

また、眼輪筋や皺眉筋ほど優先順位は高くありませんが前頭筋もアプローチすべき筋肉です。



前頭筋はおでこに横シワをつくる筋肉ですが、加齢や筋力低下によって

下方偏移してくると目を開けにくくしてしまいます。

結構ボリュームのある筋肉なので、前頭筋の重みがまぶたにのしかかってしまうと、

それだけで目の大きさに影響を及ぼしてしまいます。

眼輪筋、皺眉筋、前頭筋に根気強くアプローチすることが

奥二重から二重にする為の方法です。

顔のむくみや疲労にも影響を受けやすい部位なので、

日々の生活習慣動と合わせてご提供して頂ければと思います。

本日のメールは以上となります!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

今日も良い1日をお過ごしください♪

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