こんにちは、鈴木正道です。
今回の記事では、
『糖質過多で頬骨が目立つ原因に。小顔矯正と食生活の関係性について』
というタイトルでお伝えさせて頂きます。
小顔矯正をメニューに取り入れて施術をしていると必ずぶち当たる壁が、
「症状の戻り」
です。
要するに、施術直後はすごく良い感じなのに1週間後には効果が完全に消失してしまっているという現象ですね。
腰痛治療なら腰の痛みがぶり返してしまう現象が「戻り」です。
小顔矯正ならリフトアップ効果が消えてしまう現象などを「戻り」と表現することが出来ますね。
このやっかいな戻りですが、予防する為にはその方の生活習慣に目を向ける以外に解決策はありません。
そもそも、痛みも顔のコンプレックスも抽象度の高い表現をするならば、
「身体の歪み」
と定義することができます。
我々の身体は、日常的に様々な刺激に晒されています。
その刺激は生活習慣という日常の中に潜んでいます。
日常的に受ける刺激が身体の歪みを招いているのならば、その刺激を取り去ってあげることが根本解決や症状の戻り予防に繋がります。
そして、生活習慣の中でもとりわけ比重が大きい項目は、
食生活です。
今回は食生活と小顔矯正の関係性について、頬骨と糖質を例に挙げて解説していきます。
かなり新しい視点でのお話を出来るかと思います(^^)
【内臓の状態を反映する頭蓋骨】
オステオパシーという海外の代替医療の世界では、頭蓋骨と内臓の各部位には繋がりがあると考えられています。
例えば、肝臓と関連を持つ頭蓋骨は前頭骨。
脾臓と関連を持つ頭蓋骨は後頭骨(左側)。
のように決まっています。
そして、特定の部位の内臓が疲弊すると、その内臓に対応する部分の頭蓋骨に歪みを生じると考えられています。
この考え方は、美容分野以外でも様々な場面で応用されています。
というか、本来は美容分野で語られるノウハウではありません。
クラニオ・セイクラル(頭蓋仙骨療法)と呼ばれる治療テクニックにおける考え方です。
このコンセプトを知っておくと、小顔矯正と生活習慣指導を関連付けてお客様に還元することが非常に用意になってきます。
【糖質過多で疲弊する内臓とは・・・?】
さて、タイトルにも書きました糖質過多について触れていきましょう。
現代人の多くは糖質を主食としています。
そして、その量は人類史上類をみない水準にまで達しています。
つまり、現代人は人類誕生の瞬間から通算して、最も糖質を過剰に摂取している世代と言うことが出来ます。
そんな糖質過多の時代で、最も疲弊してしまう臓器はどこになるでしょうか??
答えは、「膵臓(すいぞう)」です。
膵臓における最も重要な働きはインスリンの分泌です。
インスリンとは、血中に存在する糖分が組織の中に取り込まれるのを促す作用を持ったホルモンです。
この作用によって我々の血糖値は一定に保たれています。
(ちなみに、余分な糖分を脂肪組織に置き替えるのもインスリンの働きです。)
つまり、糖質を摂取すればするほど、インスリンが分泌されます。
言い換えれば、インスリンが分泌されればされるほど、膵臓は疲弊することになります。
【膵臓と頬骨の関係性】
ここでクラニオセイクラルの考え方に立ち帰ります。
・各内臓には対応する頭蓋骨が存在する。
・内臓が疲弊すれば、対応する頭蓋骨が歪みを生じる。
上記2つの前提知識を膵臓に当てはめると、膵臓に対応する頭蓋骨は『頬骨』です。
つまり、膵臓が疲弊すると頬骨が歪むということです。
小顔矯正を行って頬骨のコンプレックスの解消を図っている場合は、
是非、そのお客様の糖質の摂取量にも気を配ってみましょう。
何も、徹底した糖質制限をしてもらう必要はありません。
ただ、普段食べているお菓子を控えてもらう、ご飯の大盛を普通盛りにしてもらう。
このくらいのハードルが低い所から提案してみて下さい。
しっかりと理由を説明すれば、
本気でコンプレックスを改善したいと考えているお客様は行動してくれる筈です。
わずかに視点を増やすだけでアプローチの幅は広がります。
是非、小顔矯正の施術の中に食生活の指導も取り入れてみて下さい。
他にも内臓と頭蓋骨の関係性は数多く存在します。
もし、気になる方はメルマガの返信でご質問頂くか、
セミナーで僕に直接質問して頂ければと思います(^^)
この記事へのコメントはありません。