小顔矯正講師の鈴木正道です。
今回の記事では、
『小顔矯正の落とし穴・食事を改善しなければ小顔になれない理由とは?』
というテーマでお伝えしていきます。
『小顔矯正』と『食生活』
一見関係がなさそうな両者ですが、実は超密接に関係しています。
小顔矯正の施術をしても、
食生活の改善をしっかりと指導しないと、施術効果はすぐに戻ってしまいます。
どんなに凄い施術でも、施術だけで効果を一生保たせることは不可能です。
生活習慣を改善することが必要不可欠なんですよね。
そして、生活習慣の中でも特に重要なのが「食生活」というわけです。
食生活に対してアドバイスして貰えないと、
せっかくお金を払って施術を受けても、その効果は一時的。
大切な時間とお金が水の泡・・・。
ということになります。
そして、食生活についてアドバイスできない小顔サロンが大量発生しています。
この記事を読んでいるあなたは、しっかりと小顔矯正と食生活の関係性について理解して
サロン選びに失敗しないようにしましょう(^^)
【顔の歪みと食生活の関係性】
小顔矯正には様々な方法が存在します。
・顔の筋肉をほぐす
・顎関節などの骨格の歪みを修正する
・縫合を調整する
・リンパ液の循環を促す
・顔面や頭部の皮膚を引き上げる
などが僕が良く使うテクニックですかね。
ただ、施術だけで終わらせるようなことは絶対にしません。
施術を終えた後に必ず行うことがあります。
それは、『食事指導』です。
その理由を「小顔矯正」という施術のコンセプトを深堀する形でご説明いたします。
小顔矯正とは、顔の歪みを修正するテクニックの総称です。
ここまでは皆さんもご存知ですよね?
では、
「その歪みは何故生じてしまているのか?」
という視点で考えたことはあるでしょうか?
顔の歪みを招いている原因
それこそが、日々の生活習慣の積み重ねです。
頬杖をつく、猫背姿勢、片噛みなども生活習慣の一部ですね。
ただ、その中でもとりわけ大きな要素となるのが「食事」です。
偏った食生活は、消化過程で内臓にダメージを与えます。
そして、内臓へのダメージは
オステオパシー(アメリカ発祥の医師が考案した整体術)の世界では、
頭蓋骨や顔面骨の歪みに波及すると言われています。
例えば、糖質を過剰に摂った場合にダメージを受ける臓器は
「膵臓(すいぞう)」と呼ばれる臓器です。
そして、膵臓のダメージは「頬骨の歪み」として顔面に反映されると言われています。
イメージしやすいように、
「頬骨が出てしまっているのがコンプレックスなんです・・・。」
と悩むお客様の施術を行う場合を例に考えてみましょう。
一般的には、頬骨に付着する筋肉である
「大頬骨筋」や「小頬骨筋」、「笑筋」などの筋肉の柔軟性を回復した後に、
頬骨そのものを収めるような施術をします。
筋肉→骨格の順で施術が行われるということです。
たしかに、ここまでの施術でも一定の効果は望めると思います。
丁寧に施術をすれば、一回の施術でも変化を実感できるレベルになると思います。
しかし、それではコンプレックスの根本改善には繋がりません。
施術で頬骨を整えても、その頬骨が歪んでしまった原因を
追究しなければイタチごっこに陥ります。
コンプレックス発生→時間とお金を投資→コンプレックス解消→コンプレックス再発→時間とお金を再投資→コンプレックス解消→コンプレックス再発...以下無限ループ
多くのサロンではこのような負の連鎖が日常的に行われています。
ここにオステオパシーという視点を1つ取り入れると、一気に根本改善への道が開けます。
「最近甘いものを食べ過ぎていませんか?」
「一食あたりの主食の量はどれくらいですか?」
こういった簡単な質問から、その方の食事の傾向を導きだして、
コンプレックスの解消へと繋げていくことが出来ます。
もちろん、「今日から甘いものは禁止です!」なんて
厳しいことを言うつもりはありません。笑
僕自身、甘いお菓子は好物ですからね。(^^)
その方に無理のないペースでの食事法を一緒に考えさせて頂きます。
また、ここからは僕の持論なのですが
偏った食生活になってしまう方の多くは、
身体的・心理的なストレスを抱えている場合が多いような印象を受けます。
「自分に甘いから」「根性が足りないから」
ではなく、その方自身でも気が付かないような悩みやストレスが、
偏食という形で表面化してしまってるケースが多いです。
だとしたら、その悩みを解決することが最優先事項だと考えています。
コンプレックの背景には、生活習慣があります。
偏った生活習慣や食生活の背景には、ストレス刺激が隠れています。
そのストレス刺激が身体的なものであば、身体のケアを提供します。
そのストレスが精神的なものであれば、一緒にその正体を探ることから始めましょう。
整体やサロンの本来あるべき姿は、患者様・お客様と足並みを揃えて問題を解決に導いていくことです。
人生は有限ですので、身体的・精神的に1日でも早く満たされる為の行動をしていきましょう。
小顔矯正と食生活について書こうと思ったのに、随分と話がそれてしまいましたね。
それでは、また他の記事でお会いしましょう。
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