小顔矯正講師の鈴木正道です。
今回の記事では、
『30秒で簡単変化!奥二重を二重に変身させる方法を公開!』
というタイトルでお伝えさせて頂きます。
奥二重を二重に変える方法についてです。
目を思い切り見開いたり、徹夜明けの時だけ限定して二重になる方がいると思います。
そう行った方は典型的な奥二重の方ですね。
「この二重が永久に続けば良いのに・・・。」
そんな風に思ったことも多いと思います。
今回はそんな奥二重を二重へと導く為のポイントについて解説していこうと思います。
どこの筋肉に対してアプローチすべきなのか?
そもそも、奥二重とはどのような状態なのか?
その辺りを解説していこうと思いますので、是非ご参考にしていただけますと幸いです。
【二重まぶたの人はここが違う】
一重と二重の人は解剖学的にどのように異なるのかご存知ですか?
この両者の違いは、実は「筋肉の形状の違い」という風に言い換えることが出来ます。
その筋肉とは、上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)と呼ばれる筋肉です。
上眼瞼挙筋は蝶形骨から上瞼板に付着するように走行する筋肉です。
上瞼板(じょうけんばん)には、脂分を分泌するマイボーム腺という器官が備わっています。
瞬きの際に眼球の上を上下に動くことで眼球をコーティングしてくれる役割を担っています。
この上瞼板を瞬きの動きで上下させるのが上眼瞼挙筋の作用です。
そして、二重の人は上眼瞼挙筋の停止部を
上瞼板の他にまぶたの皮膚にも停止を持っています。
すると、上眼瞼挙筋が収縮したタイミングでまぶたの皮膚が牽引され、
結果的に二重のラインが作られるというわけです。
まとめると、上眼瞼挙筋が上瞼板のみに付着している人は一重まぶた。
上眼瞼挙筋が上瞼板とまぶたの皮膚の2カ所に付着している人は、二重まぶた。
という違いが生まれます。
ここは超重要ポイントです。
筋肉の形の違いが二重まぶたと一重まぶたを分けていたというわけですね。
【奥二重とはどういう状態なのか??】
さて、それでは奥二重と呼ばれる状態の人は、
上眼瞼挙筋はどのような形状になっているのでしょうか??
結論から言うと、
奥二重の方の上眼瞼挙筋は上瞼板とまぶたの皮膚の2カ所に付着しています、
つまり、「二重の人と全く同じ構造をしている」と言うことになりますね。
結構希望がありますよね。
二重と奥二重には本質的な違いは無いということです。
では、どのような理由で二重が奥二重になってしまうのでしょうか??
ここからのトピックではその点について解説します。
【二重が奥二重になってしまう理由と解消法】
この理由をシンプルにお伝えすると、まぶたのたるみが原因です。
上眼瞼挙筋がせっかくまぶたに皺ができるように収縮してくれていても、
そのシワ(二重まぶた)を覆い隠すようにまぶたが被さってしまって、
二重が隠れてしまう状態が奥二重と呼ばれる状態です。
まぶたのたるみを作ってしまう筋肉は、
前頭筋、眼輪筋、皺眉筋といった目の周囲や前頭部に付着する筋肉です。
前頭筋はおでこにある筋肉ですね。
この筋肉がたるんでくると筋肉の重みが目にのしかかる形になります。
前頭筋を引き上げるようにストレッチをかけることで
目を前頭筋の重みから解消してあげましょう。
セルフケアとして行う場合は、
おでこに手のひらを軽く当てがってから頭頂部にしっかりと引き上げましょう。
30秒くらい引き上げるだけでも目がはっきりとしてくるはずです。
ただ、それだけでは十分に二重にならないことが多いですね。
そこでアプローチすべき場所が、前述の眼輪筋や皺眉筋です。
眼輪筋は目の周りを縁どるような筋肉です。
この筋肉は目の疲れによって疲労が蓄積する筋肉でもあるので、
ストレッチというよりは温めて循環を改善することが優先度としては高いように感じます。
蒸しタオルなどで温めてあげるのが良さそうですね。
皺眉筋は前頭骨から眉間の皮膚にかけて付着する筋肉です。
眉間に縦シワを作る筋肉ですね。
この筋肉が硬くなるとまぶたが上に持ちたがりにくくなってきます。
つまり、上眼瞼挙筋が十分に働かないということになってしまいます。
それでは十分な二重を形成することが難しくなるので、
必ずほぐしてあげたほうが良い部位ですね。
もちろん、むくみなどで二重が潰れてしまうケースもありますので
リンパマッサージなども施術の後半に入れるとなおさら良いと思いますので、
是非参考にしてみて下さいね。
今回の記事は以上になります。
ここまで読んで下さり、本当にありがとうございました!
鈴木正道
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