こんにちは、いつもTOTALCAREアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、ありがとうございます!
TOTALCAREアプローチ協会 代表の北爪です(^^)
当ブログを通して、解剖学や生理学、栄養学、美容、治療テクニックなどの情報を日々配信しています。
先日こんなツイートをしました↓
「基礎代謝」って何かご存知ですか?
我々の身体は心臓の拍動や、呼吸、熱の産生など生命維持の活動の為に必ず消費されるエネルギーが存在します。
すごく簡単に表現すると『何もしなくても勝手に消費されるエネルギー(カロリー)』です。
ここを上手く利用すると、痩せやすい身体作りに役立ちます。
— 北爪純一(理学療法士:PT) (@KitadumeJ) August 24, 2019
今回の記事では
『基礎代謝とは・・・??痩せやすい体つくりとの関連を解説』
というテーマでお伝えしていきます。
よく汗かきの人を
「代謝が良い」
と表現したり
太りやすい人を
「代謝が悪い」
と表現したりすると思います。
そんな『代謝』という言葉ですが、具体的にどんな現象を意味するのかしっかりと理解できているでしょうか??
この部分を理解できるようになると、体質改善やダイエット、予防医学や美容全般に応用することが出来ます。
そもそも、我々の身体機能を根本から支えているのは、この代謝というメカニズムです。
この機会に是非理解を深めておきましょう(^^)
基礎代謝とは・・・?
基礎代謝(きそたいしゃ)
『代謝』という言葉が最も多く用いられているのは、この基礎代謝に関する記述です。
まずは基礎代謝という言葉の意味から押さえていきましょう。
基礎代謝とは、
『覚醒状態の生命活動を維持するために生体で自動的に(生理的に)行われている活動における必要最低限のエネルギーのこと』
という風に定義することが出来ます。
もう少しくだけた表現をするのであれば、
『何もしなくても勝手に消費されるエネルギー(カロリー)のこと』
です。
「何もしていない」と言っても、呼吸や心臓の拍動、消化機能や脳の活動などなど、身体の中では様々な化学反応が起きています。
その反応の1つ1つにエネルギー消費が関係していますので、「基礎代謝」という概念が存在するのです。
これは凄いことです。
要は、『基礎代謝を高めておけば、勝手に消費されるカロリーの量を増やすことが出来る』ということです。
よく「太りにくい体質」と呼ばれる人がいます。
食べても食べても、全然太らない
という状態ですね。
羨ましい話です。
あの体質の1つに「基礎代謝が高い」という要素が関連しています。
つまり、基礎代謝を高めることが、太りにくい身体に近づく重要なポイントになります。
ちなみに、成長期が終了して代謝が安定した一般成人で、1日に女性で約1,200、男性で約1,500キロカロリーが基礎代謝として消費されています。
また、基礎代謝によるカロリー消費量の割合は
肝臓が27%、脳が19%、筋肉(骨格筋)が18%の割合となっています。
上記の3つだけで全体の6割を占めている部分について注目です。
これら組織の基礎代謝をあげることが、痩せやすい体つくりに関係していきます。
肝臓アプローチで肝臓の基礎代謝向上へ
肝臓で行われる基礎代謝は、全基礎代謝のうちの27%です。
約3割弱ですね。
ここにアプローチしない手はありません。
肝臓の基礎代謝が落ちている状況というのは、肝臓のパフォーマンスが低下していることと同義です。
基礎代謝は生体反応の全てに伴うものですからね。
肝臓のパフォーマンスが下がって、肝臓の仕事量が低下していれば、確実に肝臓における基礎代謝も低下していると考えることができます。
肝臓は日常的に疲弊しやすい臓器です。
脂質やタンパク質といった栄養素の消化、食品添加物や薬物などを代謝、熱の産生などなど、様々な働きを担っています。
肝臓の役割を細分化したら500を超えるといわれています。
この肝臓に対して、施術を行うことで徒手的に肝臓の機能を高めることができます。
痩身メニューなどを組んでいる方は必須のアプローチポイントであるといえますね。
肝臓に対するアプローチは、当協会でのセミナーで複数のパターンをお伝えしています。
文字でお伝えするのは限界がありますが、一番シンプルな方法は右の肋骨の下に指を差し入れるようにして肝臓に押圧を加える方法ですね。
僕は「肝臓ポンプ」というように読んでいます。
疲弊した臓器は、肝臓に限らず血流不全に陥ります。
その血流不全に対して、押圧を加えて血流を回復させることを目的としたアプローチ方法です。
一番簡単なテクニックなので、1度練習すればその日から実用可能だと思いますよ(^^)
やっぱり筋肉量も大切
筋肉量が多いひとは代謝が良いイメージがあると思いますが、それは事実です。
基礎代謝の18%は骨格筋によって行われます。
しかし、筋肉量は個人差が大きい部分でもあります。
筋肉量が多ければ多いほど、基礎代謝として消費されるエネルギー量は当然、増加します。
筋肉を増やすことも、痩せやすい体作りに繋がっていきますよ(^^)
今回の記事は以上になります。
ここまで読んで下さり、本当にありがとうございました!
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