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脾臓の生理学的役割とは?内臓治療を行う為に必要な基礎知識。

こんにちは、いつもTOTALCAREアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、ありがとうございます!

TOTALCAREアプローチ協会講師の北爪です(^^)

 

今回も前回記事に引き続き、脾臓の内臓治療に関係するお話です。

前回記事では脾臓の解剖学や運動学を中心にお伝えしていますので、脾臓の解剖学的なイメージがまだ掴めていない方は下リンクの前回記事からご覧いただくことをお勧めします。

前回記事:あなたの知らない脾臓の解剖学。脾臓の内臓治療における基礎知識。

 

今回は、脾臓の内臓治療を行う上で重要な要素となる『脾臓の生理学的な役割』というテーマでお届けします。

内臓治療は機能的な解剖学のイメージはもちろんですが、各臓器の生理学的な役割を理解しているか否かでも、大きく治療効果が異なるという特徴があります。

つまり、対象となる臓器が“何処にあり、どんな役割を持つのか”を理解することが非常に重要になるということです。

 

この理解がないと構造的な治療は出来たとしても、その治療効果をイネイトインテリジェンスまで波及させることが非常に困難になってしまいます。

今回の記事を通して、脾臓の生理学的な役割について理解を深めていきましょう。

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脾臓の特徴 概要

まずは、脾臓の概要から復習していきましょう。

前述しましたが、詳細な部分を知りたい方は前回記事をご覧ください。

 

脾臓は縦10~12cm、横幅6~7cm、厚さ3~4cmの握りこぶしのような形をした臓器です。

この臓器は血液で豊富に満たされているため、150~200gと意外と質量のある臓器になっています。

脾臓は左肋骨下部の腹腔内に存在し、第9~11肋骨の高さに位置しています。

脾臓の生理学的な役割

脾臓の役割は以下の通りです。

●古い血球や損傷した血球(特に赤血球)、血小板、微生物、免疫複合体の除去。

●Bリンパ球とTリンパ球が抗原に誘発されて分化し、増殖する。

●血小板と赤血球の貯蔵。

上記を見て頂くと分かるように、脾臓は免疫循環に関与する臓器になっています。

赤脾髄と白脾髄の重要性

前述の『脾臓の生理学的役割』の理解をさらに深める為には、赤脾髄白脾髄について学ぶ必要があります。

 

脾髄とは脾臓の中に存在する細かな結合組織網のことを指します。

この脾髄は役割や構造上の違いから赤脾髄と白脾髄に分類され、それぞれで役割が異なっています。

ここからは、それぞれの脾髄の役割について確認していきましょう。

赤脾髄の役割

赤脾髄は血液が充満した腔(脾洞)で構成されており、赤血球の大きさ塊が凝集しています。

そのため赤く見えることから“赤脾髄”という名前が付けられています。

 

赤脾髄の機能は、血液をろ過することにより不要な物質を取り除くことです。

赤脾髄には、細菌、真菌、ウイルスなどの微生物を消化する食細胞という白血球が含まれています。

また、赤脾髄は赤血球の状態を監視し、異常があったり、古くなったり、傷ついたりして正常に機能しなくなった赤血球を破壊します。

白脾髄の役割

続いて白脾髄についてです。

白脾髄は脾リンパ小節から成ります。

脾リンパ小節は、さまざまな大きさのリンパ球凝集体であり、抗原に応答して増殖するB細胞群で構成されています。

つまり、白脾髄は感染などに対する免疫機能の役割を担っているということです。

脾臓は無くても大丈夫な臓器・・・?

脾臓について勉強していると、以下のような記載を目にすることがあります。

「脾臓は無くても生命維持に影響が無い。」

 

ここまで脾臓の重要性について学んできた身からすると驚きの事実ですが、実際に交通事故などで脾臓が破裂してしまった人などは脾臓が無い状態で元気に生活している場合があります。

他にも、脾臓腫大によって脾臓の摘出手術をされている場合なども同様の事例が数多く存在します。

 

では、脾臓がこれまで担っていた役割はどうなるのでしょうか?

実際、脾臓を摘出した後などは免疫機能が低下し、感染症などに対する防御能力が低くなることが分かっています。

しかしながら、これまで脾臓が行っていた血液の濾過作用や免疫機能は他の臓器の働きによって代替え可能と言われています。

 

つまり、脾臓が無くなった分、他の臓器が頑張ってくれるようになると言うことです。

(個人的には他の臓器に余計な負担がかかるので、結果的にはイネイトインテリジェンスは低下するのではないかと考えているのですが、研究事例が無い為、憶測の域を脱しません。)

 

また、近年では脾臓に豊富に含まれる“単球”という白血球が、心筋梗塞などの臓器障害を回復させる効果があることが分かっています。

加えて、脾臓があることで特定の細菌感染に対して免疫機能が強く働くとの報告もされています。

 

無くても生きていける臓器とはいえ、やはり重要な役割を持っているのでしっかりと治療してあげましょう。

 

 

 

今回の記事は以上となります。
ここまで読んで下さり、本当にありがとうございました!

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ABOUT ME
山口 拓也
山口 拓也
病院勤務を経て24歳で独立開業。24歳に病院で勤務しているにも関わらず、週末開業で100万を達成させる。本開業後も100万以上をキープしつつセラピストに治療技術を伝達するALLアプローチ協会を設立。わずか5ヶ月で協会の売り上げが月180万以上を達成し毎月40〜50人以上の受講生さんに治療技術を教える。開業志望のあるセラピストに経営のノウハウも伝え幅広い活動を行なっている。そして、女性が来やすいセミナー団体としてTOTALCAREアプローチ協会を設立した。
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女性同士で多くのご縁をつなぎながら治療技術はもちろん、健康や美容の知識・スキルを持った女性セラピストを作り出し日本女性の在り方を尊重し数多くの笑顔を作ることを目指して行きます。

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