こんにちは、TOTALCAREアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、ありがとうございます!
TOTALCAREアプローチ協会講師の北爪です(^^)
今回の記事では
『内臓治療』の基本的な考え方をお伝えします。
僕自身、
内臓治療を学んだことで
臨床が劇的に変化しました。
この記事では
内臓治療を学ぶメリットからお伝えしようと思います。
【メリット1:自律神経系の問題にアプローチ出来る】
このメリットがメチャメチャ大きいです。
セラピストの可能性を大きく高めてくれます。
僕が受講生さんに内臓治療を教えて
一番感謝して頂けるのもこのメリットです。
自律神経系の問題とは
・高血圧
・むくみ
・冷え性
・便秘症
・頭痛
・胃もたれ
・生理痛
・生理不順
・・・etc
などです。
従来の筋-骨格系の手技では
対応できない問題ばかりですよね。
自律神経系の問題は
日々の生活習慣によって内臓が疲弊し
生じていることが非常に多いです。
疲弊した内臓は
血流がうっ滞し、重くなります。
重くなった内臓は重力によって下方偏移します。
内臓治療では偏位した内臓をリリースすることで
血流の改善やアライメント修正を徒手的に行います。
おっと、治療のメリットの話でしたね。
内臓が治療対象として選択肢に加わると
一気に介入できる症状の幅が広がります。
美容整体分野では
・生理痛、生理不順改善メニュー
・むくみ改善メニュー
・体質(冷え性/便秘など)改善メニュー
・リラクゼーションメニュー
…etc
内臓治療を学ぶと様々なメニューが立案できます。
それだけでなく
骨盤矯正と内臓治療
や
小顔矯正と内臓治療
のように他の美容メニューとミックスすることで
美容整体として一気に希少性を持つことが出来ます。
※希少性の重要性については前回のメルマガ参照
骨盤矯正+生理痛緩和とか。
単なる「骨盤矯正」よりも
圧倒的に希少性があります。
これこそ、セラピストとしての強みですね。
【メリット2:症状の“戻り”を防止できる。】
これも内臓治療の大きなメリットです。
美容整体でも、臨床現場でも
ネックになるのが症状の“戻り”です。
例えば
筋-骨格系のアプローチをして
右肩の痛みが改善したとします。
しかし、翌日には痛みが再発してしまっている…。
似たような経験をした人は多いと思います。
この原因には内臓の影響がある場合が多いです。
よく勘違いされますが
内臓は筋-骨格系から独立した組織ではありません。
理科室の人体模型のように
臓器が単体でポコッと外れたりしません。
腹膜や筋膜によって筋-骨格に固定されています。
例えば肝臓。
肝臓は腹膜によって横隔膜に付着します。
そして
先ほどの復習ですが
疲弊した臓器は下方偏移します。
肝臓が下方偏移すれば、
横隔膜も下方に牽引されます。
肝臓の重さは1.2~1.5Kgなので
かなり強い牽引力が生まれます。
横隔膜はディープフロントラインという
筋膜の繋がりによって
斜角筋や頸長筋と関連しています。
ここで肩の痛みに対して
筋-骨格系のテクニックのみを適応しても
症状が戻ってしまう原因が見えてきます。
肝臓が横隔膜を下方に牽引したままなので
時間経過と共に
筋膜ラインが緊張してしまうのです。
そして症状が戻るというわけです。
筋-骨格系と内臓治療のどちらも行うことで
症状の根本治療に近づくことが出来ます。
(頭蓋仙骨療法も行えば更に◎)
内臓治療のメリットだけを
簡潔に書くつもりでしたが
臨床応用的な部分まで話が波及してしまいました。
今回の記事は以上になります。
ここまで読んで下さり、本当にありがとうございました。
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