TOTAL CAREアプローチ協会

何故、あらゆるアプローチに『胸鎖乳突筋』が関係してくるのか?

こんにちは、いつもTOTALCAREアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、ありがとうございます!
TOTALCAREアプローチ協会講師の北爪です(^^)
当ブログを通して、解剖学や生理学、栄養学、美容、治療テクニックなどの情報を日々配信しています。

今回は、

『何故、あらゆるアプローチに胸鎖乳突筋が関係してくるのか?』

というテーマでお伝えしていきます。

 

テクニック系のセミナーで、

ほぼ確実に登場するのがこの胸鎖乳突筋です。

 

それだけ重要な筋肉ということですが、

胸鎖乳突筋単体にフォーカスした内容をお伝えしている場所は少ないと思います。

 

確かに、セミナーを開催するほどではないですが、

「胸鎖乳突筋にフォーカスした内容の記事が1つくらいあっても良いのかな?」

と思い今回の記事を書かせて貰っています。

 

肩こり、自律神経症状、腰痛の3つの視点から胸鎖乳突筋の役割を見ていきますので、

宜しくお願い致します(^^)

 

胸鎖乳突筋の基礎知識

まずは解剖学の復習からです。

役割を学ぶ上で、解剖の知識は必須ですからね。

しっかりと確認しておきましょう。

 

〇起始:

胸骨頭:胸骨柄
鎖骨頭:鎖骨の内側1/3部

 

〇停止:乳様突起と上項線

 

〇支配神経:副神経

 

〇作用:

両側:頚部の屈曲、胸骨を上げることで努力性吸気を補助

片側:頸部の同側側屈、頸部の反対側回旋

 

起始が鎖骨や胸骨で、停止が頭蓋骨という所がポイントですよね。

他の筋肉とは違って、起始が下で停止が上なので、

学生の頃はなんだか違和感を覚えたものです。

 

肩こりとの関係性について

胸鎖乳突筋と肩こりは密接に関係していますね。

ストレートネック、スマホ首と呼ばれるタイプの姿勢をした人は

胸鎖乳突筋の慢性的な異常筋緊張に陥っています。

 

本来姿勢保持に働くべきではないタイミングで、

胸鎖乳突筋が働いてしまっているパターンですね。

 

そして、胸鎖乳突筋が固くなると鎖骨上神経が圧迫されてしまいます。

鎖骨上神経が胸鎖乳突筋から圧迫を受けると首や肩周囲の痺れや痛みにも繋がります。

 

その不快刺激は首、肩周囲の他の筋肉達の緊張も高めますので

結果的には広範囲にわたる肩こりなどの不定愁訴に繋がってしまいます。

自律神経との関係性について

自律神経の問題を抱える人は

胸鎖乳突筋もアプローチの対象になる場合が非常に多いですよ。

 

胸鎖乳突筋の停止部は、

乳様突起と上項線です。

 

言い換えれば、

乳様突起(側頭骨)と上項線(後頭骨)です。

 

側頭骨と後頭骨の二つの骨にまたがって付着しているので

頭蓋骨の一次呼吸に密接に影響します。

 

簡単に言うと

胸鎖乳突筋が固いと、一次呼吸が制限されてしまうということです。

 

一次呼吸が制限されれば

当然、脳脊髄液の産生と吸収も制限されてしまいます。

 

頭蓋仙骨アプローチで自律神経系症状の改善を狙えるのは

以前からお伝えしてきた通りですが、

頭蓋仙骨アプローチを行う上で胸鎖乳突筋にもしっかりと介入すべきであるという事です。

 

また、胸鎖乳突筋が固くなるということは、

頸部周囲の循環状態が阻害されることを意味しています。

 

頸椎は自律神経系に関与するので、頸部周囲の循環不全は

自律神経の正常な機能を低下させてしまいます。

 

血液と脳脊髄液という2つの体液から考えても、

胸鎖乳突筋にアプローチする意義は大きそうですね。

 

腰痛との関係性について

以外に思うかもしれませんが、

胸鎖乳突筋は腰痛にも関係しています。

 

頸部の筋肉なのに、ちょっと不思議ですよね。

 

この背景を理解するためには、筋膜ラインに目を向ける必要があります。

胸鎖乳突筋は筋膜ラインにおける『ラテラル・ライン』と呼ばれるラインの一部分を構成しています。

 

アナトミートレインという本に書いてある内容ですね。

身体の外側を通過する筋膜ラインです。

 

このラインの役割としては、身体の側屈運動と回旋運動の調整です。

身体を傾ける動きと捻る動きをコントロールしているということです。

 

そして、身体の安定化を図る筋膜ラインは

不良姿勢によって負担がかかりやすいという性質があります。

 

それ故に、身体の動きを制御する役割が強い

『ラテラルライン』と『ディープフロントライン』は

多くの人がストレスを受けています。

 

ストレスを受けた筋膜ラインは疼痛誘発物質が蓄積され

痛みを生じます。

 

簡単にいうと腰痛の原因になりやすいという事です。

 

胸鎖乳突筋は頸部の不良姿勢によって固くなりますが、

その固さは、ラテラルライン上の筋肉すべてに波及していきます。

 

結果的には、腰痛の一因となりうるということです。

しかも現代人の大半は、頸部のアライメントが宜しくありません。

 

デスクワークやスマホの弊害ですね。

胸鎖乳突筋と腰痛が関係している人は結構多い印象です。

 

 

今回の記事は以上になります。
ここまで読んで下さり、本当にありがとうございました。
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