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【冷え性や生理痛の評価にも】内臓体制反射を使った評価方法。

こんにちは、いつもTOTALCAREアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、ありがとうございます!

TOTALCAREアプローチ協会講師の北爪です(^^)

当ブログを通して、解剖学や生理学、栄養学、美容、治療テクニックなどの情報を日々配信しています。

記事の最後にはお得なセミナー情報も掲載しているので、是非最後までご覧ください!

 

今回は、内臓体制反射に関する、内臓治療の“コツ”のような部分をお伝えする内容になっています。

例えば、セラピストのあなたのもとに生理痛に悩む患者様がいらっしゃったとしましょう。

そこで、実際に内臓治療を行うことになったとして、アプローチする必要性がある(その可能性がある)治療部位は肝臓、子宮、卵巣、副腎、腸、脾臓と主だった部分でもこれだけあります。

加えて、仙腸関節や股関節、腰椎や頭蓋治療も行うとなると、時間が足りなくなってしまいます。

その患者様にとって最も大きな問題点となっている部位から、順を追って治療していくことが重要になります。

では、どのようにして治療の優先順位を決定すれば良いでしょうか?

そのヒントを与えてくれるのが、「内臓-体制反射」です。

 

今回の記事を通して、あなたの日々の臨床が少しでも楽になれば幸いです(^^)

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内臓-体制反射とは?

まずは、「内臓-体制反射ってなんだ?」という疑問にお答えしていこうと思います。

当ブログでもあまり解説して来なかった部分だと思いますので、この反射の名前を始めて見る方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

 

内臓-体制反射とは、自律神経を求心路として(体性)運動神経を遠心路とする反射のことです。

ちょっと分かりにくいでしょうか?

ざっくり言うと、内臓からの反射によって体性組織の状態が変化する事を指します。

体性組織は、骨格筋や皮膚血管などです。

 

その流れを簡単に以下まとめましょう。

1.内臓の受容器から届いた求心性インパルスを受けて反射が起き、それが脊髄後角に伝わり、介在ニューロンとシナプスに結合する。

この段階は、内臓そのものが持つ受容器が刺激を感知し、その刺激が脊髄へと伝わる段階です。

内臓の痛みや、阻血、膨満などが主な刺激となります。

※「内臓には痛み刺激は存在しない」との説がありますが、内臓の漿膜面は痛覚があります。

 漿膜:上皮性の膜で、漿液を分泌し、器官同士が擦れ合って生じる摩擦を減少させる役割をもつ。腹膜、胸膜、心膜など

 

2.その刺激が遠心性の交感神経と運動神経に伝わり、最終的に骨格筋、皮膚、血管などの体性組織が変化する。

内臓からの刺激が脊髄に伝わった後は、遠心性(脊髄から末梢に向けて進む方向)の交感神経と運動神経に刺激が伝達されます。

そして、その交感神経・運動神経が支配する領域の体制組織(骨格筋、皮膚、血管)などの状態が変化します。

交感神経領域での主な反応としては、皮膚が知覚過敏になる、関連する血管の透過性が亢進する、発汗刺激性が賦活される、などが確認されます。

運動神経領域での主な反応としては、脊髄の前角細胞が発火することにより、筋収縮が生じます。

この筋収縮が慢性化してしまうと、その部位は循環不全に陥り、疼痛誘発物質の貯留による痛みが現れます。

 

内臓-体制反射を利用した評価方法

もう、察しの良い方はお気づきかと思いますが、この内臓-体制反射をしっかりと観察して治療部位を特定する方法が、内臓-体制反射を利用した評価方法になります。

 

では、どのような徴候を観察すれば良いのでしょうか?

以下に挙げるような徴候が、比較的初期に現れる身体徴候と言われています。

●血管運動反応(皮膚の温度の上昇)

●発汗刺激性(皮膚の温度の上昇)

●皮下体液の増加

●筋収縮の増加

これらの徴候を見逃さずに観察しましょう。

軽く手を触れることによって観察できる徴候ばかりだと思います。

 

観察領域は脊髄の支配レベルに応じて以下の領域に規定されています。

T1〜T5:心臓と肺
T5〜T10:食堂、胃、小腸、肝臓、胆嚢、脾臓、膵臓、副腎皮質
T10〜L2:大腸、虫垂、腎臓、尿管、副腎髄質、精巣、卵巣、膀胱、前立腺、子宮

 

例えば、生理痛の方で且つ肝臓、子宮に問題のある患者様は  T5~10及びT10~L2に内臓-体制反射が出現します。

特に、筋の固さに関しては、該当臓器周囲の筋の固さ(あるいは胸郭の固さ)となって観察されることが多い項目になります。

また、各臓器の反射点に関しても、内臓-体制反射の1種と考えることも出来るかと思います。

 

内臓-体制反射は内臓由来の問題なので、筋-骨格系のアプローチだけでは症状の“戻り”が発生してしまうことを理解できるシステムでもあります。

筋-骨格系のアプローチのみで痛みに対処するのではなく、内臓の治療も忘れずに行うようにしましょう。

 

今回の記事は以上になります。
ここまで読んで下さり、本当にありがとうございます。

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