こんにちは、いつもTOTALCAREアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、ありがとうございます!
TOTALCAREアプローチ協会講師の北爪です(^^)
前回記事までで、『小腸の解剖学』『小腸の生理学的特徴』の2つをお伝えしてきました。
今回の記事では、上記2つの内容を踏まえて小腸の内臓治療を行う上での適応疾患・症状や治療の際に役立つ反射点などをお伝え致します。
この記事を通して、実際に誰かにテクニックを使う際のイメージを持って頂ければと思います(^^)

小腸治療の適応疾患、症状
小腸(空腸・回腸)治療の適応疾患や症状は以下の通りです。
●肩こり、腰痛、肩痛など
●便秘
●下痢
●風邪
●うつ病などの精神系
●肌荒れ、アトピー、アレルギー
●頭痛
●不妊
●妊娠後の小腸のアライメント不良(妊娠後のホルモンの影響で結合組織が弛緩)
●加齢による小腸のアライメント不良(彼にともない、組織の緊張度が低下する)
上記の症状や疾患が
小腸治療の適応となります。
小腸は消化、免疫、吸収、排泄などイネイトインテリジェンスに関わる機能の大部分に関与しています。
従って、患者様のイネイトを高める為に治療する意義は大きいと考えられます。
また、小腸の固定に大きく役立っている腸管膜根は、加齢やホルモンバランスの影響により張力を失い、その結果小腸のアライメント不良(下方落下)を招いてしまう場合もあります。
構造面でのアプローチも忘れないようにしましょう。
小腸治療の禁忌事項
以下のような場合には、小腸治療を控えるようにしましょう。
●急性炎症
●発熱時
●急性期の瘢痕
●血便
●腹膜炎の徴候(強い腹痛など)
●小腸治療したことが引き金となり、深刻な悪心、嘔吐、めまい、虚脱傾向、頻脈など、明らかに自律神経系の反応が現れた場合
特に、最後のものは“好転反応”と呼ばれる症状であり、内臓治療を長時間やり過ぎてしまうと副作用的に生じる症状です。
参考書によって内臓治療に要する時間の目安は記載がことなるようですが、個人的には1カ所あたり約40秒以内に収めることが、好転反応を出さない治療時間の目安と考えています。
もちろん、好転反応には個人差が存在しますが、参考までに覚えておいて頂ければと思います。
今回の記事は以上になります。
ここまで読んで下さり、本当にありがとうございます。
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