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【内臓治療】小腸(空腸、回腸)の解剖学。3Dの解剖イメージを手に入れる為に。

こんにちは、いつもTOTALCAREアプローチ協会のブログを読んでいただき有り難うございます。
TOTALCAREアプローチ協会講師の北爪です(^^)

 

今回は小腸(空腸と回腸部分)についての情報をお伝えしていきます。

通常、小腸は十二指腸、空腸、回腸の3つを総称した呼び方ですが、十二指腸については過去の記事で触れているので、今回は割愛させて頂きます。

十二指腸について知りたい方は下リンクからご確認頂ければと思います。

参考記事1:十二指腸の内臓治療に必要な基礎知識。触診に必要な解剖イメージ

参考記事2:十二指腸の生理学的特徴。消化機能における重要な役割とは?

 

空腸、回腸部分は十二指腸と比較すると、イメージのしにくい構造になっています。

今回の記事を通して、内臓治療に役立つ解剖イメージをしっかりと構築して頂ければと思います。

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空腸、回腸の解剖学

さっそく空腸、回腸の解剖学を確認していきましょう。

空腸、回腸の概要

空腸、回腸の全長は5~6mにも及び、その前半5分の2が空腸、後半5分の3が回腸と呼ばれています。

小腸のこの部分は十二指腸曲から始まって回盲弁(回腸から盲腸へ移行する弁)で終わり、そこから盲腸へと入っていきます。

空腸、回腸の位置

小腸は15~16のループ構造となっており、空腸は垂直方向に、回腸は水平方向にループを形成しています。

さらに、空腸は臍の周囲に存在しますが、回腸は右下腹部に存在しています。

このため、人体を正面から見ると下行結腸が小腸ループに覆われているのに対し、上行結腸はむき出しの状態となっています。

この点は、空腸、回腸の解剖イメージを自分の中で持つ上で非常に重要となるので、しっかりと押さえて頂ければと思います。

空腸、回腸の固定・付着

各臓器は筋膜や腹膜など、様々な組織によってアライメントが保たれています。

この構造が、各臓器のニュートラルポジションや可動性を規定しています。

内臓治療に必要な解剖イメージを培うのに必須の知識となりますので、是非確認しておきましょう。

空腸、回腸の付着・固定は以下の組織によって規定されています。

●臓器の圧

●ツルゴール

●腸間膜根

 

このうち、特に重要な役割を担うのが腸間膜根の存在です。

●腸間膜根

腸間膜根とは、十二指腸を除く小腸を後壁につなぐ腸間膜が後腹壁から発する線のことです。

長さは約12~15cmであり、幅は約18cmです。

第2腰椎左側から右仙腸関節に向かって斜めに走行しています。

循環器(血管)

動脈:上腸管動脈

静脈:門脈

支配神経

T10~T12から出る交感神経系が、小内臓神経を経由して、上腸間膜動脈神経節に至ります。

空腸、回腸の可動力

次は空腸、回腸の可動力です。

可動力とは臓器が持つ、隣接する組織との間に生じる運動のことです。

呼吸や平滑筋の不随意的な収縮、蠕動運動などがこの可動力を規定しています。

 

小腸のこの部位は、横隔膜からは僅かな影響しか受けません。

その為、呼吸による影響は比較的小さいものと推察されますが、小腸には粥状の食物を運搬する為の蠕動運動があることを忘れてはいけません。

空腸、回腸の自動力

自動力とは、それぞれの臓器に備わった固有の振幅運動のことです。

臓器の“周波数”と表現する場合もあります。

 

呼気相では、小腸全体が時計回りに回転し、吸気相では逆方向に戻るといわれています。

※いずれもごく僅かな動きです。

小腸(空腸、回腸)治療の適応になる症状、疾患とは?

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ここからは、どのような症状・疾患を抱える人が小腸治療の適応となるのかをお伝えしていきます。

以下のような方が小腸治療の適応となりやすい例です。

●便秘

●下痢

●風邪

●子宮後傾

●手術による瘢痕(急性期は禁忌)

●加齢に伴う、組織の緊張低下(小腸の下方偏位)

●妊娠後のホルモンの影響による結合組織の弛緩(小腸の下方偏位)

●肌荒れ、アトピー、アレルギー反応

●うつ病などの精神系

 

一般的に、小腸は重力の影響によって下方偏位をしてしまっている人が非常に多い臓器になります。

内臓治療を通して小腸のアライメントを上方に修正してあえるのですが、そのためには小腸の上にある臓器(肝臓、胃、膵臓、脾臓等)のアライメントも合わせて確認する必要があります。

小腸を上方に修正しようにも、小腸よりも上にある臓器が下方偏位してしまっていては、十分にアライメント修正がかけられないからです。

 

また、現代人はグルテンを多量に含む食品を多く口にしている為、小腸に負担のかかりやすいライフスタイルであると言えます。

※グルテンは小腸壁に存在するバリア機能を損なってしまうと言われています。

 

もし、小腸の機能不全が目立つ患者様がいた場合には、小腸治療と合わせてグルテンを控えるような栄養指導も合わせて提供することで、治療効果の“もどり”を抑えることが出来る場合があります。

 

この記事では深くグルテンについて触れませんが、気になる方は一度調べてみると良いと思います。

 

今回の記事は以上になります。
ここまで読んで下さり、本当にありがとうございます。

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ABOUT ME
山口 拓也
山口 拓也
病院勤務を経て24歳で独立開業。24歳に病院で勤務しているにも関わらず、週末開業で100万を達成させる。本開業後も100万以上をキープしつつセラピストに治療技術を伝達するALLアプローチ協会を設立。わずか5ヶ月で協会の売り上げが月180万以上を達成し毎月40〜50人以上の受講生さんに治療技術を教える。開業志望のあるセラピストに経営のノウハウも伝え幅広い活動を行なっている。そして、女性が来やすいセミナー団体としてTOTALCAREアプローチ協会を設立した。
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女性同士で多くのご縁をつなぎながら治療技術はもちろん、健康や美容の知識・スキルを持った女性セラピストを作り出し日本女性の在り方を尊重し数多くの笑顔を作ることを目指して行きます。

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