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TOTALCAREアプローチ協会講師の北爪です(^^)
今回は、とある食べ物に含まれる『アクリルアミド』と呼ばれる有害物質についてお伝えします。
あなたが、普段何気なく口にしている食べ物にも含まれているであろうアクリルアミド。
実は、このアクリルアミドがあなたの老化を進めてしまうかもしれないのです。

「アクリルアミドって何?」「どうすれば食べずに済むの?」
そんな疑問をお持ちのあなたは、この機会にアクリルアミドに関する理解を深めていきましょう!
アクリルアミドとは何か?
アクリルアミドとはAGE(週末糖化産物)と呼ばれる老化の原因物質の一種です。
AGEは100種類を超えると言われていますが、その中でも特に問題視されているのがアクリルアミドです。
近年懸念されているアクリルアミド問題点を具体的に列挙すると
- 細胞の酸化(老化)を進める
- 動脈硬化を進める
- 肥満の原因となる
- 炎症反応を引き起こす
- 脳細胞の働きを悪くする
- 骨を脆くする
- 発ガン性物質となりうる
など、多岐にわたります。
アクリルアミドは肌のシワやシミ、たるみなどの美容面の問題に留まらず、脳卒中や癌、認知症になるリスクも高めてしまうと言われているのです。
また、工業用のアクリルアミド(合成樹脂の原料に使われます)は、劇物に指定されています。
マウスやラットを使った実験では、発ガン性や神経への悪影響が既に確認されているほどです。
アクリルアミドは何に含まれるのか?
アクリルアミドは、アミノ酸の一種である「アスパラギン酸」と「糖(ブドウ糖、果糖)」が含まれる食材を揚げる、炒めるなど120℃以上の高温で加熱調理したときに発生します。
該当する食材としては、アスパラガス、レンコン、ゴボウ、ニンジン、玉ねぎ、ジャガイモ、ピーマンなどがあります。
これらの食材の揚げ物、炒め物が『アクリルアミドを含む食べ物』となります。
料理名で言えば、野菜の天ぷら、フライドポテト、ポテトチップス、野菜炒めなどです。
特にジャガイモは糖質を多く含んでいますので、フライドポテトとポテトチップスに含まれるアクリルアミドの量は他の料理と一線を画しています。
また、食品ではありませんがタバコの煙にもアクリルアミドが含まれていることが報告されています。
アクリルアミドを抑える調理方法
調理の過程でアクリルアミドを抑える為の方法として、食材を切った後に水にさらしておくことをお勧めします。
こうすることで、加熱した時にアクリルアミドに変わってしまう成分を多少減らすことができると言われています。
野菜炒めを作る際などは、是非採用してみて下さい。
また、もっとお勧めする調理方法としては「煮る」「蒸す」「茹でる」といった調理方法です。
アクリルアミドは食材に含まれる水分が少なくなった段階で生成されることが分かっています。
つまり、食材が水分に常に晒される上記のような調理方法が有効と言えます。
加えて、繰り返しになりますがアクリルアミドが発生するのは120℃を超える加熱処理をした場合です。
煮る、蒸す、茹でるといった調理方法は水を利用するため、100℃を超えることがありません。
それに料理をしながら食材をかき混ぜることで一部の食材が高温になり過ぎてしまうことも防ぐことが出来ます。
一般的にヘルシーと言われる鶏の胸肉も焼いて調理すると、生肉の状態の7.5倍ものアクリルアミドが発生してしまいます。
揚げて調理した場合では、なんと10倍にも増えてしまうのです。
それが茹でて調理した場合には、僅か1.5倍に抑えることが出来ます。
以上のことからも調理方法を工夫する対応策は有効と考えられます。

それでも揚げ物や炒め物も食べたい・・・!
ここまで記事を読んで頂くと、『揚げ物、炒め物、ダメ絶対!!』とスローガンを掲げているように見えてしまうかもしれません。
しかし、そのような極端な主張をするつもりはありません。
現実的に考えても炒め物や揚げ物の類を完全に排除することは困難でしょう。
それに僕自身も、様々な調理方法の料理を楽しむことが出来るのも豊かな人生を歩むうえで重要なことだと思っています。
それは揚げ物や炒め物も例外ではありません。
問題なのは、食べ過ぎや偏りです。
週や月単位で自分が食べている揚げ物や炒め物をカウントしてみましょう。
「毎日のように食べ続けている」「数は分からないけど高頻度で食べている気がする」といった方は要注意です。
茹でる、蒸すといった食事をベースとして、たまに揚げ物や炒め物を挟むくらいが調度良いでしょう。
『食事も楽しむ、健康や美貌も保ち続ける』この両立こそが豊かな人生に繋がるのです。
美味しいものを食べても、数年後に後悔しているようでは勿体ないです。
まとめ
- アクリルアミドは老化を早めるAGEの一種
- 「アスパラギン酸」と「糖」を含む食材を120℃以上で加熱すると発生
- 揚げ物、炒め物は要注意
- 煮る、茹でる、蒸すといった調理方法が有効
今回の記事は以上になります。
ここまで読んで下さり、本当にありがとうございます。
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